18番のグリーン周りがさらにシビアに!3番・8番改修、フェアウェイは全体的に広がった今年の宍戸ヒルズ

18番ホールのグリーン周辺。グリーン左側のホスピタリティテントが移設されたことで、これまでより救済を受ける機会が減り、左サイドのミスに対する難易度が高まった
18番のグリーン周りがさらにシビアに!3番・8番改修、フェアウェイは全体的に広がった今年の宍戸ヒルズ
開幕前日の3日(水)、毎年実施している公式記者会見が開催されました。台風の影響のため今年はオンラインにて開催され、今年のコースについては大きく4点変わったことが伝えられました。
一般社団法人日本ゴルフツアー機構 (JGTO)ツアーディレクターの小山俊一氏は、まず今年も国内屈指のコンディションに仕上がっていることを強調し、宍戸ヒルズカントリークラブのスタッフへの感謝を表明しました。その上で、「今年変更になった点としては大きく4点」とし、セミラフの廃止、3番ホールの改造、8番ホールの距離延長、18番ホール周辺施設の移設について説明しました。
セミラフを廃止しフェアウェイは広がるが、100ミリのラフに入りやすく
昨年はラフの一部をセミラフに変更しましたが、今年はその部分をフェアウェイとして整備。結果としてセミラフは完全になくなりました。
一見するとフェアウェイが広くなり、選手に有利になったようにも感じられますがフェアウェイは10ミリに均一に刈り込まれており、ボールが転がりやすい状態です。そのため、少しでも曲がったショットは勢いを保ったままフェアウェイ外へ流れやすくなります。そして、その先に待っているのは高さ100ミリに揃えられた深いラフです。
小山氏は「フェアウェイこそ広がりましたが、短くカットされているので、曲がった球は転がっていってすぐラフに入りやすくなっています」と説明しました。

1番ホール。一昨年まではラフ、昨年はセミラフだった箇所がフェアウェイになった
3番ホールはグリーン右側の傾斜を変更
3番ホール(Par3)のグリーン右サイドを改修。右方向へ傾斜がつけられたことで、右へ外したボールがクリーク方向へコロがりやすくなりました。
新設ティで8番ホール(Par4)がさらに長く
今年新設されたティーイングエリアによって、8番ホールはさらに距離が延長されました。この距離が伸びたことについては出場選手の間でも話題になっているそうで、公式会見に出席した蟬川選手も、「できれば伸ばして欲しくなかった」と苦笑。難しさを強調していました。

ティを後方に新設し、距離が延びた8番ホール(Par4)
18番ホールグリーン左サイドにあったホスピタリティテントを移動
昨年まで、18番ホールのグリーン左にはホスピタリティテントが設置されていました。しかし今年はその位置を変更。小山氏によると、「これまではグリーン左や奥に外れたボールが施設物に近づくことで救済を受け、比較的有利な位置からプレーできるケースがありました」と説明。そのため今年はスポンサー各社の協力を得てテント位置を変更。これにより、「グリーンを外した際により難しいアプローチが残る可能性が高くなりました。優勝争いの左右する最終ホールでこれまでは救済を受けられた場所でも、今年は難しいアプローチやバンカーショットが残る可能性が大きくなりました」と解説しました。
